キコットのパン〜カサラ〜

「カサラ~砂漠のパン~」

 平べったく、柄が特徴的なパン「カサラ」

サハラ砂漠(アフリカ大陸北部にある世界最大の砂漠)の遊牧民達がパン生地を砂で覆いその上に焚火の熾(おき)を敷く事で蒸し焼きにします。
アルジェリア(サハラ地域以外)ではタジンと呼ばれる土器のような型で直火で焼き上げます。この渦巻き柄もアルジェリア特有です。
卵や乳製品を一切使用しないカサラはセモリナ粉で作られます。
作り方も食べ応えも、砂漠の厳しい生活を感じさせる最高にタフなこのパンは、オリーブオイル、ごまを記事にしっかりと練り込んでおり、びっくりするくらい風味豊かで、味わいは究極にシンプルなパンです。
ぜひご賞味ください。